【お手紙企画】椿流星→明永若

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若へ

いつもありがとー♡

手紙書くぞーってなって、僕と若が一瞬だけ不仲の時があったな〜って思い出したりして、なんで仲良くなったんだっけなーって思い返したら、アレだったなーってことがあったんだけど覚えてる?

僕が「掲示板ってやつで、イメチェンしたのを叩かれてるからショックなんだよねー」って言ったとき、「大丈夫?」とか心配の声をかけてくれなかったから、冷たいなーとか思ってたんだけど、隣で急に僕の代わりに掲示板でレスバってやつをやり始めたときは、びっくりしたよ笑笑

え!?言い返すの!?って笑

あのとき、「若の優しさって、相変わらず変わってるなー」って思ったし、優しさが変わっていなくて安心したなー。

保育所の頃にさ、ホワイトデーの日に、バレンタインのお返しとして折り紙を男の子が女の子にあげるみたいな日があったじゃん? 僕は参加できてなかったやつ。

でも、ホワイトデー当日に、たしか若と女の子二人も休んでて、振替の日に若がどちらかの女の子に渡して、もう一人の女の子には先生が渡すっていう流れで、その振替の日が、たまたま僕が保育所に行った日でさ。僕は「あー、なんかやってるなー」って思いながら見てたら、若が二人の女の子じゃなくて、僕にくれたことあったじゃん。そういや、あとで女の子二人にも爆速で折り紙作って渡したんだっけ?笑

今と比べて、昔の若はモテモテのチャラ男だったもんね笑

「またこの話してるー」って思うでしょ?
僕、この話大好きだから、何回でも言うよ笑
最近はイジっても塩対応されるから、最後のイジりってことで手紙に全部残してみた!笑

たぶん若は、選ばれなかった女の子のことを思って、あえて僕に渡してくれたんだろうと思うんだけど、僕はそれがすっごく、すっごく嬉しかったな。

ずっと、みんなが羨ましかったから。

発表会とか◯◯の会とか、参加できたことなんてほとんどなかったし、忙しくてまともに友達も作れなかったから、自分の中ではずっと「自分には関係のない行事」だと思ってたんだよね。

仕事でいない間に、壁にはみんなで描いた大きな絵が貼られてたり、運動会の写真があったり。でも、その思い出には僕はいつもいなくて。みんなの思い出が一つ増えるたびに、僕は心のどこかがズキッと痛んで、でも「自分には関係ない」って無視してた。

だから、すごく嬉しかった。

こういう場所での自分は、ずっと空気だと思ってたから。他人事だと思っていた輪に、初めて入れた気がしたんだ。

若が「はい。この前のドラマ、かっこよかった」って言って渡してくれてさ。「折り紙上手だね」って言ったら、若さ〜、嬉しくて3個も4個も黙々と作り始めたよね笑

一応ホワイトデーっていうていで渡されたから、「若の初恋は僕だよー」なんていじりまくっているけど、本当はすごくすごく嬉しかったんだよ。嬉しくて、どこの現場に行くときも、その折り紙を持っていたくらい。ボロボロになっても持ってたな。小さいリュックに小さいミニポケットがあって、そこに入れてた。そこだと、他の荷物にぐちゃぐちゃにされないからね。

若、僕をみんなの輪に入れてくれてありがとう。あのとき再会できていなかったら、こんな日常はなかったんだよなーって思うと、たまに涙が出ちゃうんだよね。

なんか、昔は寂しかったからさ。

自分で言うのもアレだけど売れっ子だったし、きっと世間から見たら恵まれた立場だったんだけど、心のどこかが空っぽだったから。

なんだか、同期のみんなと笑い合ってるときのことを思い出したり、「みんなの思い出に僕がいるんだ」って思うと、幸せで涙が出てくることがあるんだよね。

空っぽだった部分が埋まった感じがしてさ。初めて同期のみんなとご飯を食べるってとき、どこかのいいお弁当じゃなくて、社長が作ったガタガタのおにぎりだったとき、あったじゃん。あのときも、一口食べたときに、こっそり泣いたなー。「みんなで食べるご飯っておいしいな」って思って。最後の一個のおにぎりの取り合いとかにも参加できたことがなかったから、参加できたときは嬉しかった。なんていうか、そういう些細なことが、一つ一つ幸せなんだよね。

これもぜーんぶ若のおかげだよ。

他の同級生だったら、僕もあんなに行動を起こしていなかった。僕のきっかけは若だよ。

こういうのは手紙じゃないと書けないから、書いちゃった。笑
でも、誰にも見られないしいいよね。

若は、文句や一言二言多いけど、誰よりも優しいと思ってる。これからも若らしくいてね。

僕、文章が下手だから、本当は3分の1くらいにできる文章なのに、ぐだぐだ書いちゃってごめん。でも、これからもずーーーーーーーーっと友達でいてね!

若からのレスバ待ってるよー♡

流星より
明永若
明永若

モテモテのチャラ男じゃねーよ

明永若
明永若

……レスバするか〜