八雲遊馬【R】のサイドストーリー
ゲスト出演…凪飛鳥・小泉黎・大園晴秀
※これは、純喫茶吾妻芸能事務所が運営している音ゲーの『八雲遊馬のRカード・サイドストーリー』です。こちらは実際にあったエピソードをタレントに無断で公開しているショートストーリーになります。(独自の新開発ブロックにより、タレント達は何故か日常をサイドストーリーで公開されていることを知りません)
学校の廊下

遊馬〜〜〜っ!

どうしたの?

今…何かする予定とかありますか?

ううん。何もないよ

じゃあ!…その、ちょっとついてきてもらってもいいですか…?

うん。いいよ
調理室

連れてきましたよ〜

ご苦労。よくきたな遊馬

ん?いい匂いがするね

三人それぞれ炒飯を作りまして

炒飯?

はい。ちょっと…なんていうか…よく食べる炒飯はなにかで白熱しまして!

へえ…

それで、三人全員「じゃあ、どの炒飯が一番美味しいか白黒はっきりさせてやる」となってな

(白黒つけたかったのは晴秀だけですけどね)

へぇ……、え?それで俺はどうしたらいいの?

そう!それで、みんなで炒飯を作ったのですが、食べる寸前で『このメンバーで食べても意味ないよね』って話になって…。それで、僕が「他の人に食べてもらおう!」って言い始めまして…

そうだ。それで調理部のお前を呼んだ。一番適任だからな

え!?

ぜひぜひお食べください♪

じゃあ、早速やるぞ

エントリーナンバー1は黎。こだわりポイントを言ってもいいぞ

はい。私の炒飯はシンプルなものです。パラパラを意識しました。どうぞ

いただきます。ん〜〜〜!美味しい!中華屋の炒飯みたい!

普段から料理をされているのですか?

いえ、自慢できる程ではありませんよ。まあ、レシピを見ればなんとなく出来る程度です

よし。10点満点でいくつだ?

ん〜〜〜…

10!

なに!?!!?

凄いですね!!

ありがとうございます

パラパラで塩胡椒の加減が最高だったよ

じゃあ次!エントリーナンバー2!飛鳥!

はい。僕が作った炒飯は、赤ウィンナーとグリーンピース入りの炒飯です。妹がグリーンピースが嫌いだったのですが、お母さんと試行錯誤した結果、この炒飯で食べれるようになったんですよ!それで、

…すみません。違う話になっていましたね。えっと、その、ほんのり甘めの炒飯です!どうぞ!

兄弟想いで素敵だと思いますよ

いただきます!

んーーーー!たしかにほんのり甘くて美味しいね!赤ウィンナーやグリーンピースがいいアクセントになってる!

よし。10点満点でいくつだ?

ん〜〜〜…

10!

な!?

やった〜〜〜!!!!

お店では中々食べられない創作炒飯感が最高だったよ

じゃあ次!エントリーナンバー3!俺!

10点以上だと思ったなら、10点以上の点数をつけてもいいからな

う、うん…

俺が作った炒飯はこれだ!炒飯にエビやホタテをいれて、上にはトロトロのチャーシューと、煮卵をトッピングしている

僕の知っている炒飯じゃない……!凄い…!

フン。さあ!食え!

いただきます!

……………

(味が濃い…………)

フン。どうだ?美味しいだろ!採れたてのエビとホタテ、人気店のチャーシューと味が染み込んだ煮卵だ。不味いはずがない

遊馬。晴秀の点数は?

ん〜〜〜…

10!

さては適当に点数をつけてるな?こういうのは、『誰が作ったかじゃなく』味だけで判断しろ!味だけだとどれが一番美味しいと感じた?

料理に勝ち負けなんてないよ。「美味しいご飯を作りたい」「誰かに食べてもらって喜んでもらいたい」そう思って作ってる時点で、みんな一番だからね

遊馬……!

料理をする上で一番大事なことかもしれませんね

フン…

とりあえず、みんなも食べてみて。美味しいよ

わーい!じゃあ、黎と晴秀の炒飯を…!

どうぞ

んーーー!たしかに!黎の炒飯はパラパラでお店みたいな感じですね!

飛鳥の炒飯も美味しいです

ほら。俺の炒飯も食ってみろ!うまいぞ!

わーーい!!

ン゛ッ!?!(味濃!!!!!?!?あれ?僕って実は薄味派だったりするのかな?)

おいおい。うまいからってガッつくな。若干咽せてるぞ

………

晴秀って普段料理するの?

しない。が、今日の炒飯を食べて分かる通り、『出来ない』ではなく『する必要がない』だけだ

そうなんだね

一度自分が作った料理を食べてみますか?

いや、いい。間食はしないようにしているからな。俺のことはいいから好きなだけ食べろよ

(遊馬が来てくれなかったら、私と飛鳥だけでこの味の濃い炒飯を食べさせるつもりだったということですか…)

ウワ〜〜!ウレシ〜〜〜!イッパイタベチャオ〜〜!!!(推しが作った炒飯!味が濃いくらいなんのその!!美味しい!美味しい!美味しい!味が濃い!美味しい!!)

はは!飛鳥!いい食いっぷりだな!気に入ったぞ!!

晴秀は、気合が入ると料理の足し算をしすぎるだけで、料理音痴というわけでない。