半年でこんな感じになった
「お絵かきの勉強をする」と宣言してから約半年。自己流ではありますが、絵の改善に向けて意識した点をここに記録します。かなり初心者向けです。支離滅裂な文章ですが、ぜひお付き合いいただけると嬉しいです。
確かに成長したなと思う。けど、吾妻的には2023/09/18の絵も好き。左側っぽい絵から、右側の絵に移行したい方は下記を参考にしてみてください。
初めに
1日の練習時間
吾妻は、大体毎日約1時間半〜2時間くらい
基本、朝30分で描きたい人の大体のポーズを複数決めてラフを描く。仕事中に「どう描くか」を頭の片隅で考える。家に帰宅後、描く!描く!描く!これを毎日。しかし、1日30分でも全然いいと思うし、何よりモチベを失わないのが一番なので無理はしない方がいい。
1つを極める前にいろいろ試す
上記の絵は、全て違うペン描いた絵です。そして、それぞれに『今回は可愛い系で描こう!』『今回は厚塗り系!』などのテーマを決めて描きました。自分では結構違うと思っても、今見ている人からしたら全部一緒に見えるかもしれない。
いろいろ試した方がいいな〜と思うもの
ペン(筆)
吾妻は某お絵描きアプリ(ア⚫︎ビス様)を使用。どの筆が自分に合うのか分かりかねたので、一旦全てのペンで線画を描いて試してみた。ボツになった絵の枚数は多かったが、吾妻的には決して無駄な時間ではなかったと思う。全部使ってみることで、オリジナルのペンを作るときに非常に参考になったので結果オーライ。
吾妻はのペンの種類は、硬め丸ペン(なめらか)を自分の好みにいじくり回した改良ペン
ペンの太さは、2.1px〜3px。
キャンパスサイズは、1536×2048
塗り方
アニメ塗り・厚塗り・バケツ塗り・グリザイユ画法…いろいろ塗り方はあるので、一旦全部試してみたほうがいいかなと思う。現在の吾妻の塗り方は、アニメ塗りに近い何かになっている。が、来週には違う塗り方になってるかもしれない。
【現在の2024/04/02の薫の塗り方】ベタ塗り→複製→複製の方をグラデーションマッピングで好みの色にする→複製の方を加算・発光(濃度2%とか)→完成
キャラの骨格(?)
アイキャッチの左イラストのような『しっかりとした大人の骨格』が得意なのか、それとも上記左下や真ん中下のような『可愛い雰囲気の少年少女の骨格』が得意なのか_。案外試してないだけで、「そっちの方が得意だった…」なんてこともあるかもしれない。吾妻は、「大人の骨格が得意だと思ったけど、子供っぽい骨格が得意だった!と思ったが、やはり大人っぽい骨格の方が得意かもしれない」と二転三転している。
意識してみて良かった点
絵に正しさはないと吾妻は思うので、これら全てが正しいとは限らない。ただ個人的に意識して良かったと思った点を紹介していきます。
昨年の秋ごろに、絵を上げるたびにフォロワーに「添削した方がいい部分をお題箱で教えてください」と毎回乞食をしていた。自分では言語化できない違和感を教えていただけて非常に助かった。その時に、フォロワーさんに「ここを意識してみて!」と言われ、実際に意識して描いて良かったと思ったところを紹介します。※吾妻アニメのお題箱は現在閉鎖しました。
※下記の題名たちは簡潔にするためにこの口調になってますが、当時いただいた意識してみてメッセージ達は、全てえげつないほど優しい口調で教えてくださってます。本当に吾妻は恵まれてる。ご教授してくださった皆様、本当にありがとうございました。
「目の位置がズレてる」
吾妻はたまげたよ。なぜなら、自分では目の位置がズレていないと思ってたし、なによりアタリ線を描いてたからね。でも、悲しいことにそのアタリ線がズレてたんだよね。斜めってた。これには驚いたよ。
「顔がどんな方向を向うとも、両目の位置は水平である」このフォロワーの言葉を胸に刻み吾妻は今日も絵をコリコリ描く。
アタリ線を描く時は、定規などのツールを使うとよい。
「肩の位置と長さがズレてる」
またズレてたんだよね。これは目の時と一緒でアタリ線からズレてた。肩の位置・長さは、首のど真ん中に対称定規というものを使って、左右の肩の位置と長さを同じにした。これが非常に便利。これを使うようになってから、お題箱で「肩の位置がズレてる」「右肩が異様に長い」と言われることは少なくなった。
アタリ線を描く時は、対称定規などのツールを使って肩の位置・長さが同じにする。
「髪の毛が立体的じゃない」
実際の人物でも、髪の毛をセットするだけで結構印象が変わる。これは、イラストの人物でも同じだと言える。改善を重ねた結果、まず髪を描く時に、とりあえず前髪から描くのではなく、つむじの位置を先に決めた方が髪の流れをイメージしやすいなと思った。
髪の毛の書き方は、まだまだ模索中。他にいい方法があれば、また共有します。
「線に迷いがある」
「線は太くても、ジャカジャカいっぱい描いてもいい。けど、線を描く時に息の根を止めながら勢いよく描くともっとよくなりますよ」
そう言われ、息の根を止めながら描いたら、本当にスッとした線が書けた。プラスで手ブレ補正機能やペンの筆圧設定をいじると、更に線画が改善されましたので、使える機能は出来るだけ使うことをおすすめします。なんなら吾妻は、パース変形とメッシュ変形を使いまくっている。もうアナログには戻れない。
吾妻は手ぶれ補正MAX!
「イラストを反転すると歪みがわかる」
これ一番最強。「なんとなくダメなのは分かるけど、ダメな部分が言語化出来ないから直せない…」って時は、イラストを反転すると一発で治すべき場所が分かる。ここでも吾妻はパース変形とメッシュ変形を使いまくる。
下書きの時点で、反転→調節→反転→調節を繰り返すと線画が楽になる。
「実在する人間を見て描いた方がいい」
「体の厚みや立体感が無い。想像ではなく、実際の人物を見ながら描いた方がいいですよ」
た、確かに〜!そこで、『自分自身を動画で撮る』→『好きなポーズの部分でスクショする』→『それをパソコンで大画面で映しながら、iPadで絵を描く』を繰り返した。ポーズの決め方が分からないので、ネットや芸能人の方々の撮影ポーズを見て「こういうポーズがあるのか…」と勉強。そして、そこから自分なりにいろんなポーズをとって動画を撮る日々。気が狂う。しかし、何かの勘違いで疑惑をかけられても「この絵の参考人物は吾妻だ」と胸張って言えるので良し。
本来の目的である参考にしてよかった点では、遠近感や、肩の厚み、服の皺…こういうのは、頭で想像して何枚も描くよりも、実際に見て描いた方がやはり上達しやすいなと本当に実感した。
何故、写真ではなく、動画のスクショなのかというと、その方が腕を動かしたときの服の皺や動きがナチュラルだなーと個人的に思ったからである。
独特かもしれない練習方
「手を描くと映えるよ」
吾妻は、手を描くのが苦手で避けていた。しかし、この文を見た吾妻は、自分の手をトレスしまくる練習方を始めることに。自分の手をトレスしまくれば、いつかは上手くなるとそう思っていた。しかし、ある日「あれ?自分の手をトレスすればするほど、自分の手がないと描けない体になっているのでは?」と気づく。
そこで改善。
- 自分の手の写真を見ながら描く
- 『自分の描いた手』と『自分の手の写真』を重ね合わせる
- 自分の絵は「手の甲が薄っぺらすぎる」、「指の付け根から関節までが長すぎる」など改善しないといけない部分が浮き彫りになると思うので、自分の治すべき部分を全て箇条書きで記す
- 次は、『自分の手の写真』と『箇条書きの改善点』両方を加味しながら手を描く。これを自分が納得いくまで繰り返す(図参照)
おかげさまで、簡単な手の形であれば見本なしでも描けるようになってきた。
おわり
吾妻はお絵描き初心者なので、半年ではこれが限界でした。また半年後くらいに、お絵描き練習1年目経過報告をします。その時には、もっと画期的な方法であったり、メイキングを載せれたらいいな〜と思っています。ここまで見てくださりありがとうございました。